進出・税務・労務・ビザ・生活・市場の体系的ガイド(Knowledge)
石油・ガス関連が経済の中核で、日系の進出もエネルギー分野が中心。設立手続きはシンプルで英語で完結するが、市場規模(人口約45万)ゆえ、単独市場ではなく「エネルギー協業+多角化政策への参画」で考える。
税務・会計法人税18.5%、個人所得税・VATなしという域内最軽量級の税制。石油ガス事業は別体系(高率)で課税される。タックスヘイブン的な使い方ではなく、実業に伴う軽税制と捉えるのが適切。
労務・雇用国民の多くが公務員・国営系に勤めるため、民間の現地人材採用は構造的に難しい。外国人労働者(周辺国出身)への依存度が高く、現地化(Bruneianisation)政策とのバランスが実務課題。
ビザ・滞在雇用ビザ+労働ライセンスのセットで就労する。手続きは整然としており、英語で完結。イスラム法(シャリア)併存の法体系ゆえ、生活規範の理解が滞在の前提になる。
生活・医療・教育治安は域内最良クラスで、静かで安全な生活が送れる。娯楽は少なく、酒類の入手に制限がある。医療は基本レベルは国内、専門医療はシンガポール・KL搬送が定番。
市場・産業LNGの対日輸出で結ばれた長期パートナー。脱炭素時代の水素・アンモニア協業(日ブルネイの実証実績あり)と、ハラール・観光の多角化が新しい接点。内需は小さいが購買力は高い。