進出・税務・労務・ビザ・生活・市場の体系的ガイド(Knowledge)
ほぼ全業種で100%外資が可能という開放度と、米ドルがそのまま使えるドル化経済が特徴。適格投資プロジェクト(QIP)認定で税恩典が得られる。制度の運用は担当者裁量の幅が大きく、実務は現地専門家と進める。
税務・会計法人税20%に加え、月次で売上の1%を納めるミニマム税(前払税)が資金繰りに効く独特の制度。電子申告化が進む一方、運用には揺らぎがあり、記帳・証憑の堅牢さが防御になる。
労務・雇用縫製業の最低賃金が毎年の労使政府交渉で決まり、他産業の賃金相場の基準になる。若く豊富な労働力が魅力だが、管理層人材は薄く、育成が前提になる。
ビザ・滞在EB(ビジネス)ビザの延長で長期滞在し、労働省の労働許可証(年次更新)を取得するのが基本形。手続きは比較的シンプルだが、労働許可の取得漏れへの摘発が強化されている。
生活・医療・教育プノンペンは生活インフラが急速に整い、日本食・日系サービスも増えた。医療は日常レベルは市内で対応できるが、重症時はバンコク搬送が標準プラン。
市場・産業縫製・製靴の輸出と観光(アンコール)が二本柱。中国資本の存在感が大きく、不動産は変動が激しい。人口1,700万の内需は小さいが若く、日本ブランドへの信頼は厚い。